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22:15:22
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去るものは追わず

いつも私の言うことを素直に聞いていて、レッスン中もため息漏らさず、反抗もせず、そこそこ家での練習もしていたMちゃん。

突然、今日「すみません、辞めたいのですが…」
晴天のヘキレキだった。

全く気がつかなかった。
一ヶ月も前から本人は悩んでいたそうな。

「ついてゆけない」
「わからない」
「むずかしい」

お家に帰りぼやいていたらしいMちゃん。

反抗的な態度をとる生徒ならば慎重にレッスンをしてたかもしれない。
心の底でピアノが苦痛に感じ、でもそれを隠し通してきたなんて。

1対1での関係が続く生徒とのコミニュケーションには自信があった。
生徒の表情、態度で分かっているつもりだった。

残念な想いでいっぱい。
辞めないでほしい気持ちでいっぱい。

でも気持ちがピアノから遠のいてしまった以上、もう私は追わない。
楽しく思えない、悲しい結果になってしまった。

原因は色々あるだろう。
私にも本人にも家庭にも…

思い当たりことはある。
少しばかり他の生徒と比べ、力があるMちゃんに無理をさせていた。
ト音記号もヘ音記号も一度に教えてしまい混乱したのに違いない。でも、それでもちゃんと弾いていたし…後悔しても遅いけれど。

だからと言って、甘やかすようなことはしたくないと思った。
難しい・・だから優しい曲にするから。
たいくつ・・じゃぁMちゃんの好きな曲だけでいいよ。

そんなことをして子供のご機嫌を取るようなレッスンはしたくない。

されどその工夫は必要だった。

これが学校ならどうだろうか。
一度に30人以上の生徒を見守る先生。
自分の目線から離れてしまう生徒がいるのは無理がない、と同情してしまう。
大人しかった、優秀だった、それだけの理由でこうなってしまうのだから。

家庭でもその子ばかり見つめることのできる「一人子」や専業主婦のお母さんだったらどうだっただろうか…

後悔しても始まらず、まだまだ私はだめです。

これからは「水泳」をがんばる、と言ってMちゃんは帰っていきました。
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